こま大会2022
練習
さかのぼること3週間前、こま大会にむけて活動がスタートしました。おやつの後の全体練習では驚きの展開に!盛り上がりすぎて元々予定していた15分の時間ではまったく足りず、練習時間をのばすことに。結局毎日30〜40分はみんなで練習していました。あっという間に日は流れ。。2月16日、いよいよ本番です。
本番
今年の種目は、①長回し②チャレンジごま③おたすけリレーです。「長回し」では、同じ数字のトランプをひいた子と一緒に長回しする「どきどき長回し」が大盛り上がり!もちろん学年、男女ごちゃまぜ対決に。「一緒じゃん!」「やった〜♪」「え〜?」など、運まかせの分この時点ですでに楽しそうです。一年生が多く集まるグループがあったり、これは偶然ではなく必然なのか、、長く回すのが得意な上級生たちが集まるグループがあったり。勝敗よりもワクワクドキドキが勝る長回し競争となりました。
続いては「チャレンジごま」です。そこには印象的なこどもたちの姿がありました。自分の目標に向かってこどもたちそれぞれがチャレンジするこの種目。
「ひもをまいて」「まわす」ことにチャレンジした子が一生懸命にひもをまいて。。えい!結果は。。。とびっきりの笑顔が!でも実はこまは回らなかったのです。でもその瞬間、お友達が「頑張ったからチャレンジ成功だよ!!!」みんなで声をそろえて言ってくれました。だから嬉しくておもわず笑顔になったんですね。これだけではなく、このあと行ったすべてのチャレンジ、そして最後に行った「班対抗おたすけリレー」でも同じことが起こりました。たとえ友達のこまが上手く回ってもそうじゃなくても、自分がすることは1つ、それはチームメイトを「たすけること、つなぐこと」。本番のすべての種目と3週間の練習の間、なかまのために頑張る素晴らしい姿を数えきれないほど見せてくれました。
「頑張りを認めてくれる友達がいるから失敗なんかこわくない。どんどん挑戦できるんだ!」
仲間の存在をたしかに感じながら、ひとりでは味わうことのできない大きな喜びを知る素晴らしいこま大会となりました。
こま大会あとに
そして次の日、無事にこま大会がおわってよかったなあと思っていたら。。「おや?なんかめっちゃ練習しているぞ?」遊び場には、たくさんのこども達がこまを猛練習する姿が!
行事は1つの目標でありながら、次を目指すきっかけでもあります。
こども達はすでに走り始めています。そんなこども達が全力で走ることのできる舞台を用意し、
エールを送り続けられる、そんな学童でありたいと思っています。