節分
2月3日節分の日、金町学童では、「恵方巻き」を食べ、「豆まき」をしました。おやつの時間が近づくと酢飯の良い香りがただよい、こども達もおやつのメニューが気になり始めます。上級生は毎年のことを思い出し「今日は恵方巻きだね!」と金町学童で初めての節分を迎える1年生に教えてくれます。いっぱい遊んでお腹はペコペコ!さあ、いただきま〜す!。。。いやその前にやるべきことがあるのです。恵方巻きには正しい食べ方がありますがみなさんご存じでしょうか?縁起物文化には作法がつきものですが、恵方巻きの場合もこれが重要です。一般に知られるのは「恵方=吉をもたらす方角」を向いて丸かぶりすることですね。その「恵方」は毎年方角が変わりますが、今年は「北北西」です。そして食べている間は無言が鉄則。それらの説明を真剣に聞き、そして心の中で願い事をとなえながらもぐもぐ。その一生懸命な姿からこども達みんなが叶って欲しい願い事をもっていることが伝わってき、恵方にいる歳の神様「歳徳神(としとくじん)」様もきっと願い事を叶えてくれる!と確信できる素晴らしい姿を見せてくれました。一本完食後は、リラックスしておかわりタイムの始まりです。コロナ禍につき黙食は続きますが、その分表情はとても豊か!美味しさのあまり思わず笑顔に♪手をあげて「おかわり!」を伝えて、心ゆくまで食べ続けます。夕飯が食べられなくなったら困るので4本でストップがかかって終了となったのですが「ええ〜!もっと食べたかった〜!」との声が相次ぎます。でも、職員の「豆まきするよ〜」の声を聞くと、「やったー!」とすぐさま豆まきに気持ちが切り替わり、頭の中は豆まき一色で、お次は2階へ向けて出発〜!
「心の中にはどんな鬼が」
さあ、2階に豆まき隊が集合しました!カップ入った豆を片手に、「鬼はどこ〜?」と赤鬼、青鬼の姿を探しますがどうやらいないようです。そう、今年の節分でこども達が豆をなげる先は、鬼は鬼でも 「自分の心の中にいる鬼」です。開始を前に自分の心の中には一体どんな鬼がいるだろう?の質問に、「わすれんぼう鬼」「準備がおそくなっちゃう鬼」「泣きむし鬼」など次々と色んな鬼の名があがります。次に歳の数の豆を食べ、年齢と同じだけの福を身体の中に取り入れた後、いざ豆まきの開幕〜!
「自分の、お友だちの、心の中の鬼を追い出してみせる!」と、豆が2階ホールを飛びかいます!いつものことながらすごい盛り上がりの中あっと言う間に時間が過ぎていき終了の合図が。果たしてそれぞれの心の中の鬼はどうなったのでしょうか。一体どんな鬼がいて、その鬼はいなくなったのか、保護者のみなさんもお子さんに「聞いて」その後の姿を「見て」金町学童の行事を一緒に楽しんでもらえると嬉しいです。自分自身と向き合い、お友だちと一緒に鬼をはらって大満足。恵方巻も美味しくて、お腹も心も満たされるそんな節分の日となりました。